2016年9月8日(木)
9月4日(日)開催された「畑でレストラン」(コープさっぽろ主催)は、真狩村のごとう農園にて。シェフは、「TAKU円山」の和田勇人シェフです。
羊蹄山の麓に広がる広大な畑で、じゃがいも、かぼちゃ、スイートコーンなどを栽培している農園「ごとう農園」。
当日は、曇り空の下、爽やかな秋風が心地良くなびく中、
珍しくテント無しでのテーブルセッティングとなりました。
ランチ前の1時間は、農場主・後藤進さんのご丁寧な説明を伺いながら、畑見学です。
穫れたて茹でたてのとうもろこしを頬張りながら。。。
ビート、ジャガイモの各品種、かぼちゃ、とうもろこし、枝豆、
緑肥となるえん麦、辛子菜など詳しくたくさんのお話をしてくださいました。
畑をひと周りした後は、お楽しみのランチスタート。
日本料理の匠・和田シェフは、奥尻出身。奥尻産の素材も登場し、ごとう農園の野菜たちとの素敵なコラボレーションが楽しめます。
▶ はるかと寿都マルホン小西漁業の秋鮭
・馬鈴薯「はるか」は、皮が白くて芽がほんのりピンク色
・薄めのきんぴらにした「はるか」をトッピング
▶ 初秋の野菜八寸:カニ味噌ソースがけ
・11種類の色とりどりの野菜
(アピオス、大根、牛蒡、茄子、ズッキーニ、トマト、ウド、紅大根、ビーツ、
人参、ラディッシュ)
・「アピオス」は、マメ科ホドイモ属で、インディアンのスタミナの源と言われる
栄養満点のマメ科の植物で、ナッツの香りがします。
▶ 真鱈の幽庵漬けと黄からしのお浸し
・幽庵漬けとは、酒・みりん・醤油を同割りにした幽庵地に漬け込んだもの
・奥尻産の大きな朴葉がひかれています
・ごとう農園産辛子菜のお浸しとインゲン
▶ 焼き玉葱
・玉葱をじっくり焼いたもの
・下に散らしてあるものは、炭塩
(玉葱を炭になるまで焼いて、塩と混ぜたもの)
▶ 向日葵豚煮込み さやあかねと南瓜
・豚は味噌煮込み、サッシーのポテトチップスとシャドウクィーンと
ポテトチップス乗せ、ハニーバンタムとさやあかね、南瓜
・道端のすすきを添えて
▶ 天然茗荷とイクラ飯
・奥尻産の天然茗荷、出汁と醤油漬けにしたイクラ乗せ
・パン粉漬け胡瓜(胡瓜100g、塩2g、砂糖7g、パン粉隠れる程)、
パン粉が発酵を促す漬物
▶ ミントとチョコレート
・ごとう農園産ミントのグラニテ(シャーベット)
▶ 〆のお茶「さやか」
・氷を浮かべたアイスティー
▶ お土産:カレーセット
・玉葱・馬鈴薯・人参、そして枝豆!
・ごとう農園の枝豆は、黒豆用の枝豆です。
・黒豆でも、枝豆の時はやっぱり緑色。ビールのおともに最高!
広々とした畑の中での1日限りのレストラン !
美味しい空気と極上のお料理、そして楽しい会話で心弾む ♬
たくさんの感動と素敵な至福のひとときを、ありがとうございました !
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☆ noboru & ikuko