2018年7月11日(水)
7月3日(火)、シャトレーゼ・ガトーキングダムサッポロホテルにて、髙橋千秋シェフプロジュース「プレステージディナーショー 2018」が開催されました。
会場は、ホテル1Fフレンチレストラン「ル・パトラ」にて。トータルフード・コーディネーターの高井瑞枝先生をはじめ、約50名ほどの方々が、総料理長・高橋千秋氏の華麗なるお料理の数々に酔いしれて、至福のひとときを味わいました。
- 1 レストラン「ル・パトラ」
- 2 プレステージディナーショー2018
- 2.1 高橋千秋グランドシェフのお料理の説明
- 2.2 モントードン/ブリュット・レベルぜ・プルミエールNVで乾杯
- 2.3 5種類のパン(ソフト&ハード)
- 2.4 エシレ(ECHIRE)バター
- 2.5 函館前浜磯雲丹とフヌイユのプティット・クリーム
- 2.6 釧路沖毛蟹と完熟トマトのミルフイユとキャビア
- 2.7 蝦夷鮑のステーキ 醤油バター風味ソース和え
- 2.8 九州福岡平すずきのフルール・ド・セル(塩の花風味)
- 2.9 フランス産トリュフとフォワグラ入り野菜のスープ
- 2.10 山形黒毛和牛肉のロースト
- 2.11 フロマージュ「天空の一品」(白糠町・酪恵舎)
- 2.12 弟子屈マンゴー(摩周湖の夕日)のスープ仕立て
- 2.13 スペシャルモンブラン2018バージョン
- 2.14 キャラメルムースに密かにひそむ山桃の実
- 2.15 プレミアムコーヒーとプチガトー(お土産用箱入り)
- 2.16 りんごのタルトタタン、金ゴマのマカロン、柚子のギモーブ(マシュマロ)
- 3 トータルフードコーディネーター・高井瑞枝先生のご挨拶
- 4 高橋千秋グランドシェフのご挨拶
- 5 シェフの方々が皆さんをお見送り
- 6 関連記事
- 7 シャトレーゼガトーキングダムサッポロホテル
レストラン「ル・パトラ」
プレステージディナーショー2018
橋本登代子さん(有限会社ボイスオブサッポロ代表取締役 アナウンサー)の司会により、高橋千秋グランドシェフのお料理の説明がありました。
高橋千秋グランドシェフのお料理の説明

モントードン/ブリュット・レベルぜ・プルミエールNVで乾杯
まずは、シャンパーニュ(モントードン/ブリュット・レベルぜ・プルミエールNV)で乾杯!

5種類のパン(ソフト&ハード)

エシレ(ECHIRE)バター
フランス中西部・エシレ村で伝統を守り作られるAOP認定フランス産発酵バター。世界一のバターとして注目を浴びている極上のバターです。

函館前浜磯雲丹とフヌイユのプティット・クリーム
小さな器に入った茶碗蒸しのような一品。フヌイユは、甘い香りが特徴で、セロリの株のような形をした野菜。
まったりとした甘さの中に、濃厚な旨味がとろける前浜磯雲丹。セロリのような歯ざわりのフヌイユと混じり合ってマリアージュした絶品クリーム!

釧路沖毛蟹と完熟トマトのミルフイユとキャビア
橙色に染まるトマトソースに浮かび上がる、キャビアの輝き!

蝦夷鮑のステーキ 醤油バター風味ソース和え
函館のグリーンアスパラガスと福島のプラム添え「北の薫り」。丸ごと一個の鮑ステーキに醤油バターソースを絡ませた和風味。
函館と福島と蝦夷の贅沢なコンビネーションステーキ!!!

九州福岡平すずきのフルール・ド・セル(塩の花風味)
酸味のきいたかぶ添えとカナダ産オマール海老と二種十勝マッシュのアメリカ風盛り合わせ。
平すずきは、脂が乗って美味しい魚で、フルール・ド・セル(ゆっくりと時間をかけて結晶させた「塩の花」と呼ばれる大粒の塩)をふり、ワインソースを添えた一品。
カナダ産オマール海老のアメリカンソースとワインソースの2種類のソースが一皿に盛り付けられた贅沢な料理。

フランス産トリュフとフォワグラ入り野菜のスープ
海老の出汁でとったスープにフォワグラとトリュフを入れた珍しいスープ。
山形黒毛和牛肉のロースト
五種の北海道野菜添え 静岡のわさびソース。ゆり根、黄色のトマト、ラタトゥーユのほうれん草包み、らっきょ、みょうが。
ペリグーソースは、ブランデー、ワイン、トリュフ、フォンドヴォー、バターなどを入れたスペシャリティなソース。静岡のわさびソースを添えて。。。

フロマージュ「天空の一品」(白糠町・酪恵舎)
生チーズソースにフロマージュチーズを乗せ、はちみつをかけた一品。天空に浮かぶ白い雲をイメージした一皿。。。

弟子屈マンゴー(摩周湖の夕日)のスープ仕立て
そのシャーベットと泡和え ライムの香り。ソースは宮崎のマンゴーを使用。切り実は弟子屈マンゴーで2種類のマンゴーの味を愉しむ。
さらに、マンゴをー潰してシャーベットにし、泡とライムの皮をすったものを乗せた濃厚かつ、喉ごしの爽やかな逸品。
スペシャルモンブラン2018バージョン
ドーム型にキャラメルムースを作り、ヤマモモ(山桃)を入れ、すみれのジュレを下に引いたデザート。

キャラメルムースに密かにひそむ山桃の実

プレミアムコーヒーとプチガトー(お土産用箱入り)
美鈴のノンカフェインコーヒーを添えて。。。

りんごのタルトタタン、金ゴマのマカロン、柚子のギモーブ(マシュマロ)

トータルフードコーディネーター・高井瑞枝先生のご挨拶
ディナー最後の〆は、高井瑞枝先生のお言葉。
「沖縄で『粟国島の塩』を製造している小渡幸信さんは、私が7〜8年前に高橋シェフにご紹介して以来ずっと、このディナーに参加されています。
残念なことに今年は参加できませんので、皆さんに是非、粟国の塩とニガリを味わってもらいたいと沖縄から送っていただきました。
小渡さんは、この塩を作り始めて約40年。10mほどのブロックを積み上げ、建物内に15,000本の孟宗竹(モウソウダケ)を吊るしています。ポンプで海岸から海水を汲み上げ、1週間以上循環させます。
太陽熱と風によって水分を飛ばし、塩分濃度を20%前後に凝縮させます。それを釜に移して煮詰め、30時間混ぜ続けてます。
これを木箱に移し、2〜3週間乾燥させます。乾燥させるときにでるのがニガリです。このニガリを足湯などに入れると、とても温まります。
小渡さんが、この貴重な粟国の塩とニガリを皆さんへプレゼントされるということで、皆さんへくれぐれもよろしくお伝え下さいと承りました」と、高井先生のお言葉でした。
高橋千秋グランドシェフのご挨拶
「メニュー作りは、苦しい過程ですが、皆さんに喜んでいただける顔を思い浮かべながら、精一杯料理に向かい合っています。
皆様の温かい言葉と『美味しかった』という言葉が何より私にとって嬉しい限りです。
来年は、私の料理歴50周年を迎えます。今年67歳になりますが、ここまで働いてこれたのも幸せなことです。料理人としては、食べてくださる方があってのお料理です。
そして、その料理を綺麗に盛り付け皆さんのもとに運んでくれるウエーターさん、ウエイトレスさんがいてくれないと私の仕事は完成しません。チームの協力と力のお陰だと感謝しています。
料理人は死ぬまで勉強だと88歳の師匠に言われます。この歳まで叱ってくださる師匠が存在することは幸せであり宝物です。
来年もぜひ、よろしくお願いいたします。今日は誠にありがとうございました」。
シェフの方々が皆さんをお見送り
シェフの方々が皆さんをお見送り

スタッフの皆さんでお見送り。。。

夢のような素晴らしいディナーをありがとうございました。
感動的な至福のひとときを味わえたことに、
限りない愛と感謝と祈りをこめて。。。

感謝の握手
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✧ noboru & ikuko
シャトレーゼガトーキングダムサッポロホテル
北海道札幌市北区東茨戸132
Tel:011-773-2211
【チェックイン/アウト】
・15:00 / 11:00
【宿泊した部屋】 洋室ツイン
【温泉/貸切風呂】妖精の泉(加温・循環ろ過) / なし
【インターネット】全室対応・無線LAN
【ホームページ】シャトレーゼガトーキングダムサッポロホテル