2019年2月18日(月)
パン屋「ぱんぱかぱん」でのお買い物の後は、赤心社記念館へ。
車内での池田拓 町長のお話
「去年(2018年7月)、赤心株式会社の店舗が火事で全焼し、株券などの資料が燃えたのではないかと心配されましたが、耐火金庫に入っていて無事でした。
北海道開拓の目的で入植したクリスチャンの開拓団が、旧赤心社荻伏事務所として利用していた建物で、現在は、赤心社関係資料を集めた記念館になっています。かつては、定置網の経営から、味噌や醤油の醸造、酪農まで幅広く経営をしていました。
戦後の農地開放で、農地の大部分が小作の皆さんに渡りました。かつては、十勝晩成社、北見の北光社など、様々な開拓組織の会社が北海道の開拓にあたりましたが、唯一現存しているのが、これからご案内する赤心社記念館です。
赤心社は兵庫県の三田市を中心にクリスチャンが組織し開拓にあたりました。新渡戸稲造、津田稲子、福沢諭吉、など明治の錚々たるメンバーが出資をしできた会社です。通信手段に乏しい明治の時代において、連絡を蜜に取り合いながら北海道開拓にあたるという強い志に対して私達も負けずに頑張りたいという思いで行政にあたっています。」と、説明された池田町長。
赤心社記念館 見学
赤心社は、北海道開拓を目的に鈴木清氏により、明治13年(1880年)に設立されたクリスチャン開拓団の事務所。赤心は、「真心」「偽りのない心」を意味し、開拓精神を表しているとのこと。
農耕・牧畜・樹芸・養蚕・商業など諸事業を行うため、現荻伏駅前に旧赤心社荻伏出張所事務所として建設。赤心社に関する様々な資料が展示されています。
最後の池田町長のご挨拶
ここで、池田町長降車となります。
「ご縁があれば、再度と言わず再々度皆さんにお会いしたいと思います。これからも浦河町は、町おこしに頑張っていきますので、皆さんもこれをご縁に、新聞やテレビで浦河町のことが流れたら、浦河町頑張っているなと心の中でエールを送っていただければ嬉しいなぁと思います。
なによりも皆さん、健康でまたお会いできることを心からお祈りしてお別れの挨拶とさせていただきます。本当に、浦河に足を運んでいただきまして、ありがとうござました」。「うららん & かわたん」の小さな木札が参加者全員にプレゼントされました。
池田町長のお名残惜しいご挨拶を後に、池田町長が降車となりお別れです。浦河町の魅力を全力で語り、おもてなしくださった、素晴らしい2日間に心から感謝です!ありがとうございました!!!
この後、新ひだか町博物館へと向かいました。
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☆ noboru & ikuko
赤心社記念館
北海道浦河郡浦河町荻伏15番地
Tel:0146-28-1342
【開館時間】09:00〜16:30
【定休日】月曜日・祝日・12/30~1/5
【駐車場】あり
【ホームページ】赤心社記念館