2017年7月13日(木)
7月8日(土)、シィービーツアーズ(戎谷侑男 代表・本社:札幌市)の日帰りバスツアー・町長がバスガイド〜浦臼町長・月形町長編〜「国道275号の歴史街道」に参加しました。
月形町・上坂隆一 町長と浦臼町・斉藤純雄 町長がバスに同乗し、町のガイドを務めるバスツアー! 町自慢の特産品のお土産付きです!!!
今回のツアーは人気が高く、キャンセル待ちでやっと参加されたというお客様も含め、40名満員のツアーとなりました。
今回のバスツアーには、NHK総合テレビ番組「ほっとニュース北海道」(午後6時10分〜午後7時放送)が、最初から最後まで取材同行されました。
▶ 札幌中央バスターミナル集合し、国道275号を通って、月ヶ岡駅へ
月形町・上坂隆一 町長がお出迎え。
篠津山囚人墓地を車窓観光し、月形樺戸博物館見学後、皆楽公園の水辺の家でお買い物。
その後JR札沼線・石狩月形駅で月形町・上坂隆一 町長と浦臼町・斉藤純雄 町長がガイドを交替。ここからJR札沼線の浦臼駅まで乗車。
ランチは、JR浦臼駅から徒歩3分に位置する浦臼町レストラン「舘(やかた)」にて。
その後、浦臼町郷土史料館、坂本龍馬の墓、鶴沼ワイナリー、神内ファーム、ピンネ農協浦臼町ライスターミナル、道の駅つるぬまと回り、斉藤純雄 町長とお別れし、JR札幌駅北口へと向いました。
JR札沼線に体験乗車したり、神内ファームでは、普段入ることのできないマンゴーハウス内を見学したり、貴重な体験の数々。
ランチのデザートは、浦臼町・斉藤純雄 町長から浦臼メロンがプレゼント。さらに、最後の休憩地・道の駅つるぬまでは、ご当地人気の「豆乳ソフトクリーム」が、斉藤純雄 町長から2回目のプレゼント!!!
町からのお土産は、月形町から「トマトジュースと月形まんじゅう」、浦臼町から浦臼町産特別栽培米(ななつぼし)1kgが進呈されました。たくさん感動と感激に満ち溢れた大満足のバスツアーでした。
▶ 札幌中央バスターミナル集合
・添乗員の(株)シィービーツアーズ企画部・白田剛さんより、日帰りバスツアーの行程の説明がありました
▶ 戎谷侑男 代表取締役社長のご挨拶
「町のトップが町のことをお話し、皆様にお伝えしたいという熱意がとても魅力的です。最初、月形町・櫻庭町長にお話してから3年が経過します。参加してくださるお客様がいらっしゃることが、このツアーの成功の鍵だと思います。
各町の町長さんからオファーがきておりますので、これから先まだまだ続きます。是非、機会がありましたら、どんどん参加して頂きたいと思います。
良い旅の原点は、参加する皆さんの想いと、受け入れる町長さんの想いを大切にしていくことだと思っています。今日は、お客様と一緒に楽しんでいきたいと思いますので、よろしくお願いします」。
▶ NHKテレビ番組「ほっとニュース北海道」のレポーター・國生千代さんのご挨拶
「今日は、町長さんの熱意あるおもてなしなどをカメラにおさめながらお伝えできればと思います。今日一日皆さんと一緒に各所で楽しんでいきたいと思いますので、よろしくお願いします」と、笑顔で挨拶する國生さん。
※ 当日の模様は、NHK総合テレビ:2017年7月18日(火)18:10〜19:00「ほっとニュース北海道」内で6分間程、放送される予定です。
▶ JR札沼線・月ヶ岡駅で、月形町・上坂隆一 町長をお出迎え
▶ バスの中での上坂隆一 町長のお話
「昨年10月3日に町長になったばかりのホヤホヤの町長です。北海道学術自然保護地区に指定されている『月ヶ湖(つきがうみ)』は、大沼と小沼を中心とした約41ヘクタールの湿地帯で、白鳥などがいるとっても良いところです。この月ヶ湖地帯の西側に位置する障害者支援施設・社会福祉法人 雪の聖母園で、町長になるまで15年間、施設長を務めました。
月形という町の名前は、樺戸集治監・初代の典獄(てんごく・現在の刑務所長)となった月形潔 氏の名前から命名されました。
今見えてくる場所が、篠津山囚人墓地で、ここには、樺戸集治監で獄死した1,022名の無縁仏が眠っています。毎年9月3日には、月形町主催の『樺戸監獄物故者追悼式』が行われています。
これまでの支援施設での経験から、『一人の人間として生きるということは、どのようなことなのか』ということを、いつも考えてきました。
障害を持って生まれた皆さんどの方も、与えられたその生命に対して、ご両親に感謝しながら、懸命に生きようと努力しています。そんな彼らから、『共に生きる』素晴らしさを教えられました。町長になる時、『誰もが安心して暮らせる共生の町・月形町をつくりたい』と考えました。
人口3,400人の町・月形町には、月形刑務所(約1,800人収容)の他に、障害者支援施設『雪の聖母園』と『つきがた友朋の丘』、特別養護老人ホーム『月形藤の園』と『月形愛光園』があります。その中で、月形町は、『共生(共に生きる)』の町であり、自然も含め、実に素晴らしい町だと思います。原点は、篠津山囚人墓地に眠る無縁仏の慰霊祭であり、それを見守り続ける優しい思いやりのある町民の心です。
私は、『ギラギラと真っ赤に輝く暑い太陽』と『真っ暗闇を優しい光で照らす黄色い月』とどちらが好きかと聞かれたら、『暗闇の中で、迷う心をそっと優しく照らしてくれるまんまるお月さまが大好き』と答えます。月形町は、その『まんまるハートの月形』なのです。
『雪の聖母園』では、月形町産大豆を使って『まんまる納豆』を施設の皆さんで作っています。今日は是非お土産に買って味わってみて下さい」と、穏やかに語る上坂隆一 町長です。
▶ 月形樺戸博物館に到着すると、歓迎の横断幕で、バスツアーの皆さんをお出迎え
▶ 月形樺戸博物館見学
樺戸集治監の開監から廃監までの39年の歴史における貴重な史料が、テーマ毎に展示されされています
▶ 皆楽公園水辺の家でお買い物
皆楽公園内にあるお店。地元の新鮮野菜や手作り作品が沢山販売されています。
▶ JA石狩月形駅
JR札沼線に乗車:貴重な乗車体験
JA石狩月形駅前に「コミュニティショップゆづき」では、「まんまる納豆(雪の聖母園就労支援センターオプスで障害者自立支援法における就労移行支援事業として生産される納豆)」、「かぼちゃまんじゅう」などが販売されています。
石狩月形駅では、月形町・上坂隆一町長から、浦臼町・斉藤純雄 町長へと、ガイド役がバトンタッチされました。後半の記事へ続く。。。
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▶ バスツアー・シィービーツアーズ
・ホームページ・バスツアー「旅する」
・Facebook「シィービーツアーズ(北海道中央バスグループ)」
✧ noboru & ikuko
月形町
役場:北海道樺戸郡月形町1219番地
Tel:0126-53-2321
【面積】151 km²
【人口】3,371人(2017年5月31日)
【高齢化率】38 %(2016年1月1日)
【ホームページ】月形町