2018年2月23日(金)
旧中村家住宅は、海産物の仲買商を営んでいた近江商人の大橋宇兵衛が建てた住宅。大正初期に大橋家から中村米吉が譲り受け、昭和46年に国の重要文化財に指定。さらに昭和49年に中村家より町に寄贈されたそうです。
入り口に帳場、囲炉裏のある座敷、茶の間、仏間、倉へと続きます。倉の扉は四重で、重たい扉を動かしやすいように、溝に木のコロが付いています。


▶ 1階平面図
▶ 下の倉
主屋・文庫倉に続く3棟目の建物でハネダシへ続く場所。ハネダシのすぐそばまで、船が入ってこれるようになっていて、荷渡しをしていたそうです。

▶ 明治10年頃の江差市街
ハネダシ建築が連なる風景。
▶ 江差鰊魚
▶ 弁財船模型

▶ 当時の衣類

北の港でありながら、「江差の繁栄は江戸にもない」と言われたほど栄えた町・江差。江差の繁栄の時代と歴史を感じさせるものが多く残されている風景です。
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☆ noboru & ikuko