2014年6月10日(火)
美瑛町にあるケンとメリーの木から2kmほど離れた処に位置するレストラン・ビブレ(bi.ble)。「ビブレ」の名が示す「ビ」は美瑛の「ビ」、「ブレ」はフランス語で「小麦」の意味。
「ビブレ」は、現在廃校となっている旧・美瑛町立北瑛小学校の敷地内に新設されたレストラン。「北瑛小麦の丘」と名付けられた複合施設で、パン工房と宿泊施設などが併設されています。
旧北瑛小学校の体育館は公民館として現役。元校舎はシェフ養成研修所としても活用されるとのこと。元々小学校に設定されていた天文台は、地元のアマチュアクラブの天体観測に使われているそうです。
運営は、業者や地元行政区などで構成する協議会が設置され、指定管理制度が用いられています。協議会は、(有)ラパンフーズ(中道博 代表)に業務を委託(参照:びえい新聞)。
ラパンフーズは、ミシュラン三ツ星の「モリエール(札幌市)」、「マッカリーナ(真狩村)」、「アスペルジュ(美瑛町)」などを運営しています。
レストランの建物は、シンプルでシックな木造建築。
入り口を入ると、正面のレジカウンターには、ハード系パンからデニッシュパンなどがずら〜り(クロワッサン、ブリオッシュサンド、パン・オ・ショコラなどなど)。レストランに隣接するパン工房からは、石窯で焼かれたパンのいい香りが・・・
左側がレストランへと続きます。テーブルから見渡せる窓ガラスの向こうに広がる美瑛の丘陵。目の前の畑は、将来麦畑になるそうです。
ランチメニューは、¥2,600 ¥3,400 ¥5,400の3種類のコース。まず、運ばれてきたものが、布袋。中には温かいカンパーニュ。袋の底に温めた小豆が入っていて、保温されていました。
次に用意されたスタンドに乗せられたプレートには、二人用の前菜「丘のプラトー」。お肉とレバーのパテ、野菜のピクルス、ラタトゥイユ、鰊のスモーク、サラダ菜などなど・・・
そして、コゴミ&蕗の薹のフライ。
コーンスープと続き、
ホワイトアスパラ&グリーンアスパラには、ソルト・卵黄、パルミジャーノチーズが添えられました。
次に、焼石の上に乗った「たらの芽のグリル焼き」を持参して鈴木シェフが自ら登場!
さらに、エゾ鹿肉のステーキ&ワイン煮込み、マッシュポテト添え。
そしてフィナーレのデザートは、「天使のクレーム」と名付けられた、チーズ&生クリーム&卵白をホイップした、ヨーグルトのようなもの。ハスカップソースを掛けていただきます。
食後の珈琲は別料金。ラスクのお土産付です。
その日、誕生日プレゼントのサービスとして、ブリオシュパンに小さなキャンドルが灯されました。温かいおもてなしに心から感謝です。
窓から望む大空に、一瞬、横一直線の虹「環水平アーク」が浮かび上がりました。
窓からの雄大な風景と地元の旬なお料理の数々を堪能でき、とっても幸せな瞬間でした ♡
☆noboru &ikuko
レストラン・ビブレ(bi.ble)
北海道上川郡美瑛町字北瑛第2 北瑛小麦の丘(旧北瑛小学校)
Tel:0166-92-8100【営業時間】11:00〜16:00 17:30〜21:30
【定休日】 火曜日(7・8月は無休)
【駐車場】 10台分ほどあり【ホームページ】レストラン・ビブレ(bi.ble)