2015年4月27日(月)
2015年度は4月18日にオープンとなった男山自然公園(旭川市)に4月23日の早朝訪問。
遠くに大雪山、十勝連峰を望み、標高220mの丘陵地帯「男山自然公園」は、道内最大級のカタクリ群生地。
旭川市の地酒「男山」(酒造会社)が所有・管理する男山自然公園は、旭川市街から車で約30分の小高い丘の上。
園内を訪れた人々は、1周約850mの散策路をゆっくりと回りながら、カメラを向け、紫色に染まるカタクリのに花々にうっとり〜。
山の傾斜地に広がる原生花園は、紫色のカタクリの花に混じって、青いエゾエンゴサク、白いキクザキイチゲ、黄色のやちぶきがアクセントのように彩りを添えています。
散策路スタート付近に咲く、白いカタクリの花がひときわ目を引き、透き通る白い羽根を広げた妖精のように、優しく揺らめいていました。
空気がシャキーンと澄み切って、限りなく広がる透明な青空、吹き渡る柔らかな春の風・・・穏やかな春の匂い・・・う〜〜〜ん、いい気持ち〜
そして何処からか聞こえてくる鳥の声・・・そんな鳥の声に混じって、時折「ガガガガガーーー」とまるで機械音のような大きな音が樹木の間に反響!!!
上を見上げ、音源を探すが姿は見えず・・・
「何の音???」「あれは、キツツキだべさ〜」と、婦人と年老いた老人との会話・・・
そうかと思うと、何か探しものでもするかのように花を覗きこむご夫妻・・・
「この花びらは6枚、こっちは5枚・・・」
「これは7枚、6枚のものが多いね〜」
「ほんものはどれ???」。
上を見上げたり、下を覗きこんだり、鳥の声をきいたり、風の匂いを感じたり・・・それぞれが、様々な世界を興味深く楽しんでいます。
スプリング・エフェメラル = Spring Ephemeral(春の妖精)と呼ばれるカタクリの花たち。
それは、小さな春の妖精たちのいたずらだったり、ささやきだったり、微笑みだったり・・・
自然が織り成す、不思議な空間・・・
訪れる度に、触れる瞬間に、
変化が楽しめて、ファンタスティック ♬
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✧ noboru & ikuko
男山自然公園
北海道旭川市東山 男山自然公園
Tel:0166-57-2131
★2017年度開園期間:
4月15日(土)〜5月7日(日)
【営業時間】09:00〜17:00
【定休日】 上記期間内無休
【駐車場】 あり(200台)
【ホームページ】男山自然公園(男山株式会社)