2014年12月25日(木)
この本は、2000年、中村妙子さん(翻訳)・東逸子さん(イラスト)、
偕成社より出版された絵本。
お話の内容は、117年前、
ニューヨークで生まれた心温まるクリスマス・ストーリー。
1897年、アメリカ新聞「ニューヨーク・サン」に
8歳の女の子が「サンタさんは本当にいるの?」と投書。
この問に対し、論説委員のフランシス・チャーチ氏は、
優しく丁寧に新聞の社説で答えを示しました。
「誰もみたことがないから、いないと思い込んでいるんだよ。
見ることができない不思議なことって、
ほんとうのところはだれにもわからないんだ。
愛、思いやり、真心、信頼など、
この世に目に見えなくても大切なものがたくさん存在するし、
本当に大切なものは目に見えないんだよ。
サンタクロースは、大切なもののシンボルなんだよ。
ヴァージニア、サンタクロースはいるんだ。
これから先、何千年も何十万年たっても、
サンタクロースはずっと、子どもたちの心をわくわくさせてくれると思うよ」。
117年前の社説に書かれたこれらの言葉が、
今も尚、サンタクロースの存在を輝かせ、
こどもたちの心をワクワクと楽しませていることでしょう!
自分の中に存在する、目に見えない大切なもの。。。
心の中に現れるサンタクロースさんが、
クリスマスにプレゼントしてくれるものは。。。
楽しみですね〜 ♬
✧ いくこ