2017年11月13日(月)
『ときをためる暮らし』(自然食通信社)、『bonとpon ふたりの暮らし』(主婦の友社)、定年後の個性あふれる素敵なご夫妻の生活が描かれた本です。

『ときをためる暮らし』は、建築家・津端修一さん(90歳) & 英子さん(87歳 )ご夫婦のゆっくりと流れる日々が綴られています。

津端修一さん(90歳)は、東京大学を卒業後、日本住宅公団で、数々の都市計画を手掛けた建築家であり、広島大学教授などを歴任。
英子さん(87歳)は、愛知県半田市の老舗造り酒屋のお嬢様。27歳で修一さんと結婚し娘2人を育てる。
50年前、愛知県春日井市・高蔵寺ニュータウンの一角に、自ら設計した30畳一間の平屋建て丸太小屋で、100種類もの野菜や果物を栽培しながら、マイペースでスローライフを楽しむご夫妻。
そんなお二人の暮らしを描いた映画「人生フルーツ」が2017年1月に上映(監督・伏原健之、ナレーション・樹木希林)。
このドキュメンタリー映画を製作中、2015年6月に修一さんが亡くなられ、現在、英子さんおひとりの暮らしぶりが著書『ふたりからひとり』(自然食通信社)に淡々と綴られています。


そして、『bonとpon ふたりの暮らし』の本。
白髪でメガネの還暦を超えたご夫妻「bon & pon」さんの素敵なセカンドライフが綴られています。

去年2016年12月に、娘さんに薦められて始めたインスタグラムが、10か月で58万人のフォロワー数を集め、今尚、人気上昇中!
秋田の広告代理店勤務し、今年春に定年退職した夫bonさん(62歳)。二人の娘さんを育てた専業主婦妻bonさん(61歳)。
お二人のインスタは、お二人の素敵なリンクコーデファッション。
雑誌や新聞などで取材が殺到し、書籍『bonとpon ふたりの暮らし』が出版されるほど!!!

樹木に囲まれて、野菜や果物を栽培しながら、自然の中でスローライフを満喫していらっしゃる「修一 & 英子」ご夫妻。
定年後リンクコーデを楽しみながら、ふたりでお出かけを楽しんでいらっしゃる「bon & pon」ご夫妻。
生活も装いもまったく異なる素敵なご夫妻ですが、仲良しの秘訣において、共通する要素が潜んでいるように感じました。
それは、楽しみや目的が同じで、共通する二人の時間をじっくりと味わいながら生活していること。
それと同時に、自分の時間や好きなことやりたいことを自由に楽しみ、それぞれの時間に対しては、干渉せず尊重し合って、自由に時間を過ごしていることです。
そのためには、生活の中で、ぶつかり合いや言い合いの喧嘩などが発生しないように常に努力していらっしゃいます。
例えば、修一 & 英子ご夫妻の場合は、お互い悪いことをいうことは禁句。常に良いことに目を向けて考え、前に進む。
bon & ponご夫妻の場合は、 妻のponさんが怒っても、夫のbonさんは、黙ってぐっとこらえて、事を荒立てない。すると、自然に状況が収まっていく。
夫婦二人が、一緒に仲良く連れ添うには、お互いを尊重し合い、干渉しすぎることなく、それぞれが自分の好きな時間を保ちながらも、共通の楽しい時間を大切にしていくことなのですね。
ぶつかり合わない人生、
楽しい時間を共有する人生、
感謝し合い、思いやりの心を抱いて過ごす人生。。。
ずぅ〜と優しいボーイフレンド、可愛いガールフレンドのような、じぃじ、ばぁばになりたいなぁ〜♡
☆ noboru & ikuko