2017年5月31日(水)
BBQランチ後、訪れた所が、枝幸町の郷土資料館「オホーツクミュージアムえさし」(2016年5月リニューアルオープン)。
オホーツクミュージアムえさし
館内の様子
館内には、歴史系展示室、埋蔵文化財展示室、自然系展示室があります。
オホーツクの歴史・文化・枝幸の自然・100年の歴史における各種資料が展示され、中でも目梨遺跡からの出土品319点は、国の重要文化財の指定を受けた貴重品です。
今回、トータルフード・コーディネーターの高井瑞枝先生のご紹介で、高畠孝宗館長にお話を伺いました。
高畠孝宗 館長
「デスモスチルスに関しては、進化の途中で絶滅した哺乳類なので、謎が多く、いまだにその暮らしぶりや姿がはっきり分かっていません」と、高畠館長。
「泳ぐデスモスチルス」 の復元⾻格が展⽰されていました。大きく展示されたパネルの絵画は、泳ぐデスモスチルスを想像して描かれたものだそうです。
そして謎の絶滅哺乳類「デスモスチルス」は、約1,300万年前に、⼈類が地球上に⽣まれるはるか以前に暮らしていた太古の⽣物。
この全身化石が、北海道歌登町(現枝幸町)で30年前に発見されました。今回の特別展は、世界でも極めて貴重な初めて全身復元された研究成果が一般公開されました。
哺乳類なのに、爬虫類のように足が胴体の斜め下のほうに突き出ていることがわかりました。世界中の研究者が注目しているとのことです。
天井には、2010年に稚内市の海岸に漂着した、7mを超える国内最大級の「シェチ骨格標本」が展示されています。
枝幸の様々な生物たち
オホーツク海と古代文化
枝幸町の先史時代
目梨泊遺跡
竪穴式住居
々の暮らし
馬橇の復元
2階から見たシャチ骨格
銅像「オホーツク」作:笹山俊弘 氏
オホーツクの太古からの自然と歴史が垣間見ることができ、時代を超えた枝幸の魂を感じることができたことに心より感謝いたします。ありがとうございました。
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☆ noboru & ikuko
オホーツクミュージアムえさし
北海道枝幸郡枝幸町宇遠内
Tel:0163-62-2044
【営業時間】 09:30~17:00
【定休日】 月曜・祝日・月末の火曜
【駐車場】 数十台分あり
【Facebookページ】枝幸町ホームページ