綿柎開(わたのはなしべひらく)四十候

2016年8月30日(火)

【8月23日(火)〜27日(土)】
二十四節気:処暑・初候
七十二候 :四十候・綿柎開(わたのはなしべひらく)

綿柎開(わたのはなしべひらく)、
綿を包む萼が開き始める頃。

綿柎開(わたのはなしべひらく) 写真:Wikipedia参照
綿柎開(わたのはなしべひらく) (写真:Wikipedia)

綿の花は、ハイビスカスに似た淡い黄色の花。しぼむとピンク色になって、花が落ちると、子房が膨らみ緑色の実が大きくなり、やがてはじけて、中からふわふわのコットンが現れます。

種子は綿実油になり、綿毛は紡いで糸となります。

かつて北ヨーロッパでは、コットンを「植物性のウール」(木から生まれるヒツジ?)と呼び、伝説の植物「バロメッツ」の存在が伝えられたとか・・・?!

いずれいしても、花が咲いた後に、モコモコ・フワフワの毛のようなものが生えてきたら、子羊さんを想像してしまうのも最もなことのように思いますが・・・

綿は、実に摩訶不思議な植物です。
もしかして、宇宙人がいたずらして、ヒツジさんを植物に変えてしまったかも・・・なんてね ♬

白い綿のようにみえる「そばの花」
白い綿のようにみえる「そばの花」

☆ noboru & ikuko