2016年6月14日(火)
憧れのケント白石 先生の写真の宿「オーベルジュてふてふ」に訪れたのは、2016年2月はじめの雪深い季節です。
昇 フルサイズカメラへ
昨年2015年11月、年1回開催されている「フォトマスター検定」(公益財団法人 国際文化カレッジ主催)を受験した昇さん。暮れに1級・準1級合格の通知を受け取り、念願だったケント白石氏の写真術講座の受講が叶いました。
経緯を思い返すと遡ること2014年暮れ。北海道に移住し2010年から写真撮影を始め、はまり出した昇さんは、そろそろ次のステップ、フルサイズカメラへの移行を考え始めました。
ネットを駆使して、どのカメラ・レンズが良いかを日々調べていて目に飛び込んできた写真が、太陽が燦々と降り注いでいる美瑛の風景写真。
太陽とひまわりを同時に撮影して、光を撮影したいと思っていた昇さんは「これだ!」と、探していた自分が撮りたい作品に出会いました。
その作品の写真家が、美瑛町に在住して活動されているケント白石氏でした。
当時のケント氏と同じカメラ、レンズを購入して撮影を開始。
さらに、ケント氏が2泊3日のプライベートレッスンをしていることを知り、早速受講しようと思ったところ、フォトマスター1級レベルの知識がないと、レッスン内容が理解できないことを知ります。1級を取ってレッスンを受けようと、そこから勉強を重ね、運良く1級に合格。レッスン受講に至りました。
写真家・ケント白石 氏
オーナーである写真家・ケント白石氏は、太陽・光の撮影を得意とされ、また「撮影とパソコン現像」を同等に重視する、デジタル時代の世界的なフォトアーティストです。
北海道美瑛町の「青い池」に初雪が降る写真がナショナル ジオグラフィック写真コンテスト2011で、Nature部門奨励賞を日本人として初めて受賞。
翌年2012年には米国アップル社と5年間の独占契約を締結。「青い池」の作品が、日本人で初めてApple製品の壁紙に採用されました。
北海道の自然・景色を、人のRetina(網膜)に写った自然な色に、デジタル現像して再現する作品を、世界に向けて発信していらっしゃいます。
オーベルジュてふてふ
「オーベルジュてふてふ」は、美瑛駅から南東へ約12kmに位置し、宿から、さらに南東約7kmに進むと「青い池」に到着する田園風景の中に佇むオーベルジュ。ケント白石氏がオーナーです。
「大人のための小さな料理宿・てふてふ」。
宿名の「オーベルジュてふてふ」の「てふてふ」とは、「蝶々」という意味・・・ゆっくりとお喋りをしながらお料理を楽しむ宿。。。という意味なのでしょうか?
2001年にオープンしたオーベルジュは、すっきりと上品で、とても落ち着いた心安らぐ空間が広がっています。
駐車場で、優しい笑顔でケント先生が自ら迎え入れてくださりました。玄関を入ると正面にあの有名なケント先生の写真「青い池」。
カウンター
オーナー・ケント白石先生
客室は全7部屋(洋室6室、和室1室)
1階のダイニングバーには、バーカウンター、テーブル席、そして中央に鎮座する65インチの4K−TV。音響は迫力の5.1チャンネル。
この大型画面で科学的写真術講座を受講し、受講者が持参した写真を画面に映し出しながら、ケント先生のアドバイスを受けることができます。
リビングフロアー
ダイニングバー
2階には、四季折々の美しい風景を見渡せるサロン、そして、コーヒーが自由に頂ける、癒やしルームが・・・
2階への階段
美しい風景を見渡せるサロン
癒やしルーム
ホテル周辺を一回り
ディナーまでに時間があったので、ホテル周辺を一回り。
真っ白な十勝岳連峰がくっきりと見事な姿を表した風景に出逢いました。
宿に戻ると「今日の十勝岳連邦は、ここ数日珍しい程綺麗に見ていますよ。ラッキーでしたね」とケント先生。
オーベルジュのシンボルツリー
そして夕暮れ迫り、2階のサロンから望む、ライティングが美しいシンボルツリー。
初日のディナー
その日のディナーは、「蒸しジンギスカンコース」。こだわりの食材などについて、様々なお話を伺いながらの楽しいひととき ♬
川上シェフの渾身のお料理の数々、そして笑顔が素敵な早坂マネージャーの温かいおもてなしに、体も心も癒やされました。
旬の前菜盛り合わせ
お造り
蒸しジンギスカン
揚げ物
デザートはクリームブリュレ & イチゴ
夜の科学的写真術講座
前田真三氏が撮影された美瑛の風景を写したビデオをケント先生の解説付きで観賞。その後、ケント先生から、昇さんが持参した写真に的確なアドバイスを受けました。
客室
講義後、清潔で手入れの行き届いた客室で気持よくゆっくりと休むことができました。
パウダールーム & トイレ
2日目の朝食
パレットの上に描いた絵画のように盛りつけられた野菜、そしてウインナー、卵とほうれん草のココット。
牛乳 & フレッシュジュース
自家製ブレッド
フルーツは、イチゴ
写真術講座・撮影編
美味しい朝食後は、ワゴンで移動。美瑛のベストスポット数か所に移動して、写真撮影。
自家焙煎珈琲店「北工房」で休憩
写真術講座・撮影編の最後の寄り道は、ケント先生お気に入りの自家焙煎珈琲店「北工房」で美味しい珈琲を戴いて。。。
オーナー石村繁和さんのオリジナルブレンド「大豆ブレンド珈琲丘のかおり」は、大豆の香ばしさがほのかに香る、とても美味しい珈琲です。
外観
店内の様子
「北工房」の石村繁和さんの手作りの看板
2日目のディナー
2日目のディナーは「温野菜チーズフォンデュコース」。
美味しい日本酒は、「梵」磨き三割五分(皇室献上酒酒蔵の無加圧搾り雫酒限定酒)。
「梵」磨き三割五分
旬の前菜盛り合わせ
お造り
温野菜のチーズフォンデュー
美瑛豚の角煮
味噌汁・ご飯・香の物
果物&アイスクリーム
RAW現像レッスン
当日撮影した写真をもとに、ケント先生のご指導・アドバイスを受けながらの写真術講座の現像レッスンです。
3日目の朝食
翌日の爽やかな朝を迎えてのブレックファーストは、オムレツ、バタじゃが、ベーコン・野菜ソテー。
できたてホヤホヤの手作りブレッド
実に素晴らしい充実した3日間!
素敵な空間で、美味しいお料理を頂き、貴重な学びを実感したことを心から感謝致します。ありがとうございました!!!
その他の写真
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☆ noboru & ikuko
ケント白石 写真の宿 てふてふ
北海道上川郡美瑛町美沢双葉
Tel:0166-92-5137
【建物】建築 2001年(平成13年)
【チェックイン/アウト】 16:00 / 10:00
【宿泊した部屋】 ツインルーム(洋6室,和1室)
(各部屋洗面台ウォシュレットあり、シャワールームあり)
【温泉/貸切風呂】なし / あり(予約)
(大浴場/露天風呂/家族風呂/貸切風呂)
【インターネット】LAN接続(無線あり)
【駐車場】10台程
【ホームページ/ブログ/Facebookページ】
・ケント白石 写真家の宿 てふてふ
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・【ブログ】Kent Shiraishi Photo Studio
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