2016年5月6日(金)
【5月5日〜9日】
二十四節気:立夏・初候
七十二候 :十九候・鼃始鳴(かわずはじめてなく)
立夏に入り、田んぼでは蛙が鳴き始める頃。
田んぼの害虫を食べ、降雨を知らせる蛙は、「田の神者」とされ、
昔から稲作と深い繋がりがあると伝えられています。
そして、三重県伊勢市の二見興玉神社では、蛙が「神様の御使い」とされており、境内に無数の蛙像が鎮座しています。手水舎には、願いを叶えてくださるという「満願蛙」様がいらっしゃいます。
蛙の名前の由来は、帰巣の習性から、「元の所へ帰る」の意であったり、卵から子になることから「孵る」「甦る」の意とする説があります。
草や木々、そして虫たち、生命あるすべてのものが
いきいきと甦る季節です。
田んぼを賑わす、蛙さんたちの合唱は、
生命を全うし、生命が蘇り、幸せが甦る、
天の歌声なのかもしれませんね。。。
恵みの雨をもたらし、生命の蘇りを示すような蛙さんたちに、
たくさんの感謝をこめて。。。
☆ noboru &ikuko