鶴川流「花押」の日と月

2015年12月28日(月)

望月鶴川(もちづき かくせん)先生の「花押(かおう)」。

「昇」「郁子」の花押
「昇」「郁子」の花押

花押とは、文書の末尾などに書く署名の一種。自署の証として姓名の一部、又は特定の文字を草書体に崩したり、図案化してかいたもの。

日本では、平安時代中期より、公家、武将、僧侶などに用いられていたそうです。

歴代内閣総理大臣の花押
歴代内閣総理大臣の花押

「花押」との出逢いは、2009年(東京在住の頃)に鶴川流花押の宗主である望月鶴川先生にお逢いしたのが始まりでした。早速、私達夫婦一緒に望月先生がご指導される「鶴川流花押教室」(錦糸町「読売文化センター」主催)に通い始めました。毎月1回の教室で、文字の歴史・文化、字源、写経等を1年間学びました。

2010年に北海道移住を決意し、最後のお別れの時、有り難くも望月先生に書いて戴いた貴重な「花押」です。

「昇」と「郁」の文字。「昇」の文字には「日」、「郁」の文字には「月」が含まれています。日と月で「明」、昇と郁の花押の2文字を並べて「明るい」を表現。この文字を常に心に描いて「明るく、前向き」に前進していきたいと思います。

望月鶴川先生に心からの感謝をこめて。。。

・鶴川流花押のプロモーションビデオより

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