2014年11月5日(水)
北海道の秋の味覚である柳葉魚(ししゃも)は、
太平洋沿岸だけに生息する日本固有の貴重な魚。
その漁期は、1年のうちわずか10月〜11月半ばの間だけ。
この漁解禁の時期のみ、ししゃも寿司が地元で食べられます。
鵡川町にある大正12年創業の「カネダイ大野商店」は、
本ししゃもを「生干しししゃも」という独自の加工法を施しています。
柔らかでまろやかな味わいが特徴。
北海道庁が推進する、2012年「北のハイグレード食品」に認定されています。
手作業で串に刺された生干しししゃものすだれ干しが、
お店の前にずらりと並んでいました。
ししゃもは一串に10匹。串を選んでレジに持って行き、購入してからテーブルへ。
各テーブルには、ホットプレートが設置され、クッキングシートを引いて焼いていきます。
じゅじゅじゅっ〜〜〜と脂がにじみ出て、こんがり焼き色、美味しい香りに包まれます。
特製調合された「山椒塩」をつけると、
ピリッとした山椒の辛さが、ししゃもの甘さをさらに引き立てます。
串意外のものをオーダーするときは、
自動販売機で食券を購入してレジでお金を払い、席に付きます。
「ししゃもづくし」は、ししゃも寿司(6貫)、ししゃも汁、
ししゃも漬け、ししゃもフライ、ししゃも小町(昆布巻)がセット。
この時期にしか食べられない「ししゃも寿司 」は、
脂がのっていて、上品な甘さが、お口の中でとろ〜りとろけます。
野菜たっぷりのししゃも汁は、留萌の三平汁のような感じ。
ししゃもフライは、カリカリサクサク。
ししゃも小町は、日高昆布の旨味がししゃもを包み込んだ絶品です。
ししゃも漬けは、ニシン漬けのような感じ。。。
ほかにも、ししゃもそば、ししゃも天ぷら、
フライ、ししゃも丼などなどししゃも料理のオンパレード。
1年に1回、この時期に出会うことのできる最高のししゃもたち!
旬のししゃもを地元で食する、
最高に贅沢な味わいを実現できるお店です。
☆noboru &ikuko
カネダイ大野商店
北海道勇払郡むかわ町美幸2丁目42番地
Tel:0145-42-2468【営業時間】9:00 〜 17:00
【定休日】 無休(1~5月末のみ日曜日)
【駐車場】 近隣に数十台分の駐車場あり
【ホームページ】カネダイ大野商店