桐始結花(きり はじめて はなを むすぶ)三十四候

2016年7月28日(木)

【7月22日(金)〜27日(水)】
二十四節気:大暑・初候
七十二候 :三十四候・桐始結花(きり はじめて はなを むすぶ)

桐始結花(きり はじめて はなを むすぶ)、
大暑に入り、桐の花が実を結ぶ頃。

天空にのびゆく樹木
天空にのびゆく樹木

五七桐が「日本国政府」や「内閣総理大臣」の紋章に、そして5百円硬貨の表は桐の模様が描かれているなど、古くから、桐は鳳凰の住む樹として神聖視され高貴な紋章に用いられています。

そして「お嫁入り道具に桐箪笥」という風習が残されていたように、日本国内の桐は、木材として軽くて割れや狂いが少ない高級材木として重宝されています。

6〜7月に花が咲く青桐(梧桐)は、黄白色5弁の小花が群生しています(写真:Wikipedia)。

梧桐・雌花
梧桐・雌花
アオギリ・樹皮
アオギリ・樹皮

切り株から芽を出すと言われるほど、生命力の強い桐の樹。。。
どんな環境下におかれても、生き抜いていく力強さをもつ桐のように、
強くたくましく成長していきたいものです。

切り株に芽を出す生命力の強さ!(何の木?)
切り株に芽を出す生命力の強さ!(何の木?)

☆ noboru & ikuko