鴻雁北(こうがんかえる)十四候

2016年4月13日(水)

【4月9日(土)〜13日(水)】
二十四節気:清明・次候
七十二候 :十四候・鴻雁北(こうがんかえる)

鴻雁北(こうがんかえる)、
日本で冬を過ごしていた雁が、北のシベリアへ帰っていく頃。

空を横切る雁の群れ
空を横切る雁の群れ

歴の上では、
「十三候・玄鳥至(つばめきたる)」、
「十四候・鴻雁北(こうがんかえる)」。
とあるように、燕は春に日本へ帰ってきて子育てをします。

一方、雁は、寒さの厳しい冬に日本の北国へやって越冬し、
春になると北の国・シベリア方面へ帰っていきます。

広い空の上では、鳥達が行ったり来たり、
夏鳥と冬鳥の交代がくりかえされているのですね。

北海道美唄市の宮島沼は、最大・最北のマガンの寄留地として有名で、
ラムサール条約登録湿地とされています。

面積およそ30ha、周囲3kmの宮島沼に、
6万羽以上のマガンが滞在しているといわれています。

いつの日か、宮島沼を訪れて、
空を埋め尽くして飛ぶマガンの壮大な群れに遭遇してみたいものです。

暮れなずむ春の夕陽を浴びて・・・
暮れなずむ春の夕陽を浴びて・・・

✧noboru & ikuko

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