魚上氷(うおこおりいずる)三候

2016年2月17日(水)

【2月14日(日)〜18日(木)】
二十四節気:立春・末候
七十二候 :三候・魚上氷(うおこおりいずる)

「魚上氷(うおこおりいずる)」、
氷の下に閉じ込められて、じっとしていた魚達が動き始め、
氷の割れ目から魚が跳びはねる頃。

雪に覆われた川の流れ
雪に覆われた川の流れ

雪のお布団を被った大地の中や、
冬でも凍らない川の底は、思いのほか、温かいのかもしれませんね。。。

留まることのない、流水の中で、
冬期間の魚達の様子をちょっぴり覗いてみたいものです。

川中の水は、温かい?
川中の水は、温かい?

「魚上氷」は、氷の上を跳びはねる魚ですが、
「氷下魚」は、氷の下を泳ぐ魚で「こまい」と呼ばれています。

北海道東部で1月〜3月頃、氷の下に網を入れて漁獲する魚ということで、
文字通り「氷下魚」と名付けられたそうです。

氷下魚の干物を金槌で叩いて、むしり食べるのが道産子流!
日本酒をぐいっといきたくなるおつまみですね。

雪景色の冷たさの中に、ふっと温かさを感じる今日此の頃です。

雪の冷たさの中に、温かさを感じる風景
雪の冷たさの中に、温かさを感じる風景

✧ noboru & ikuko