上賀茂神社(京都市)は偉大なるパワースポット

2015年12月2日(水)

御祭神を「賀茂別雷大神」(かもわけいかづちのおおかみ)とし、天武天皇の御代7年(678年)に創建された「上賀茂神社」。厄除けである雷(いかづち)のご神威により、あらゆる災難を除く厄除けの守護神として信仰されています。

上賀茂神社は、国宝の本殿、権殿をはじめ、楼門、唐門、西渡廊などが重要文化財とされ、さらに、ユネスコ文化遺産「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されています。

鳥居に続く砂利道

鳥居に続く砂利道
鳥居に続く砂利道

鳥居

2015年10月、第42回式年遷宮を迎えた「上賀茂神社」
2015年10月、第42回式年遷宮を迎えた「上賀茂神社」

境内

一対の立砂

細殿の前に鎮座する円錐形の一対の立砂。それぞれの頂には、松の葉(向かって左は3股葉、右が2股葉)が立ち、鬼門にまく、浄めの砂とされています。

細殿の前に鎮座する「立砂」
細殿の前に鎮座する「立砂」

楼門と玉橋

朱塗りの伽藍が優雅で、竜宮御殿のよう。。。

楼門と玉橋
楼門と玉橋
中門側から見た楼門
中門側から見た楼門

中門

奥に本殿、権殿が並立。

中門
中門

片山御子神社(片岡社)

片山御子神社は縁結びの神様、その日も結婚式が行われていました。

縁結びの神様「片山御子神社(片岡社)」
縁結びの神様「片山御子神社(片岡社)」

渉渓園

曲水の宴が催される庭。「曲水宴」とは、平安朝の宴で、小川に盃を流し、目の前を通り過ぎる間に歌を詠む貴族の遊び。

パワースポット「渉渓園」
パワースポット「渉渓園」

御神木「睦の木(むつみのき)」

樹齢300年以上のスダジイの木(シイノキ)は、ひとつの根から何本も幹が伸びていて、家族の絆や結びつきを見守る御神木。

「睦の木」(むつみのき)
「睦の木」(むつみのき)

願い石

「渉渓園」には龍の住む池があったとされ、その池の底から出土された石。陰と陽が極まり融合した(実った)姿を表す陰陽石(おんみょうせき)です。ふたつの石が合わさった形をしていて、両手で同時に触れると、願いが叶い、深い絆で結ばれるとされています。

陰陽石(おんみょうせき)
陰陽石(おんみょうせき)

ならの小川

「風そよぐならの小川の夕暮れは みそぎぞ夏のしるしなりける」(藤原家隆の歌碑)百人一首に収められた歌。

ならの小川(藤原家隆の歌碑)
ならの小川(藤原家隆の歌碑)
神聖なる清流がさざめく小川
神聖なる清流がさざめく小川

苔生す社の屋根

苔生す屋根
苔生す屋根

境内には清流がさらさらと流れ、澄んだ風がそよぐ神聖なるスポット。1300年の時を超えて脈々と流れる、偉大なる古代からのパワーを感じる神社です。

万葉集に詠まれた「藤袴(ふじばかま)」

藤袴(原種)
藤袴(原種)

✧ noboru & ikuko

上賀茂神社(賀茂別雷神社)

地図:上賀茂神社(賀茂別雷神社)京都市北区上賀茂本山339
Tel:075-781-0011
【開門時間】
 二の鳥居内 05:30 〜 17:00
【駐車場】 
 参拝者駐車場 06:00 〜 22:00
 170台(境内維持管理協力金として30分100円)
【HP】上賀茂神社(賀茂別雷神社:かもわけいかづちじんじゃ)