2014年12月31日(水)
仲間川マングローブクルーズ
沖縄・仲間川流域に広がる日本最大規模のマングローブ林を巡る、
約70分のジャングルクルーズ「仲間川マングローブクルーズ」
マングローブとは、潮間帯(海の干満で水位の変化を繰り返す地帯)という
特殊な環境に生育する植物の総称。(熱帯の海と川が繋がる千潟地に生息)
マングローブの代表的な種類はヒルギ類(ヤエヤマヒルギ・メヒルギ・オヒルギ)で、
特異な根の形が特徴(タコ足のような支柱根、根が地面に顔を出している呼吸根等)。
多種多様な珍しい植物の宝庫で、手つかずの自然環境が保護されています
クルーズ船内では、
沖縄独特の絵柄のシャツを着た船長さんのガイドがとても軽快でユニーク!
お話の途中、船長さんのズボンのポケットから、
なんと「どこでもポケット」のごとく、マングローブ植物の落ち葉や種子を食べる巨大シジミ、
ヤエヤマヒルギの苗、サキシマスオウノキの大きな種などなどが次々と登場!
船長さんお手製の植物の葉っぱで作られた「バッタ」さんは、
小さな男の子へプレゼント!器用で優しい船長さんです!
クルーズ船の折り返し地点となる船着場で、
巨樹「サキシマスオウノキ」を見学。
推定樹齢約400年とされる巨樹「サキシマスオウノキ」は、
樹高18m、幹周り345m、板根(昆布のような板状の根)の高さは最大3,1m。
1982年発見され、2000年に「森の巨人たち百選」に選ばれました。
仲間川の橋にイリオモテヤマネコの銅像のある
仲間川の橋をくぐって港へと向かいました。
過酷な環境の中で、生き抜いていくための試行錯誤の手段として、
様々な根を形成して、生き続けているアングローブ林の植物達。
厳しい環境がゆえに、勇猛果敢な樹木達の溢れんばかりの
巨大なエネルギーパワーが伝わってくるクルーズです。
✧ noboru & ikuko