2021年9月27日(月)
数年前、青森の大切な方から贈っていただいた美味しい珈琲専門店の「成田専蔵珈琲(なりたせんぞうコーヒー)」。
いつの日か、青森のその珈琲店に訪れてみたいなぁとずっと夢見ていたのですが、今回の旅で、思いがけない機会に恵まれ、訪問することができました。
目的地の弘前市立市民会館から、東方向へ約3.5kmほど離れた住宅街の一角に佇む珈琲店。
成田専蔵珈琲 城東店・外観
店内の様子
モダンな店内
落ち着いた空間
並ぶ素敵な珈琲カップ
珈琲器具の色々
初期のサイフォン
メニュー
ネルドリップで淹れる珈琲が提供されます。各種ブレンドコーヒー、ストレートコーヒー、アレンジコーヒー、冷たいコーヒー・ジュースなどを提供。
ネルドリップコーヒー

手作りスイーツ
手作りスイーツは、コーヒーゼリー、バニラアイス、チョコバナナクレープ、クレープ・グラス、カスタードプリン、チョコレートケーキ等。
パンメニューもあります
本日のオーダー
注文したのは、「藩士の珈琲」
その昔、北方警備のため蝦夷地に赴いた弘前藩士たちは、寒さやビタミン不足による不治の病とされていた浮腫病の予防薬として配給されたのが珈琲。庶民とあいて日本で初めて飲んだと言われる珈琲が「藩士の珈琲」。
宗谷公園には、「津軽藩兵詰合の記念碑」が設置されています。薬用として幕府から支給された珈琲を飲めずに亡くなっていった藩士たちを悼み建てられた記念碑で、実行委員長である成田専蔵氏を中心に、1992年に建立されたそうです。
2017年4月4日(火)稚内市宗谷村・宗谷公園に設置された「津軽藩兵詰合の記念碑」。訪れた3月下旬は、まだ雪で埋もれていました。津軽藩兵詰合の記念碑[caption width="1374" align="align[…]
藩士の珈琲のいただき方は3通り
- 藩士の珈琲1番:抽出したものを提供
- 藩士の珈琲2番:抽出体験できるもの
- 藩士の珈琲3番:抽出体験+ネルドリップコーヒーの飲み比べができる特別メニュー
すり鉢で珈琲豆を粉砕します
すりこぎ棒とすり鉢と珈琲豆
香りを楽しみながら。。。
思いの外大変な作業! 必死で掻き回す昇さん!!!
頑張った甲斐あって、だんだん細かくなってきました。
見本の粉と同じくらいになればOK!
粉を袋に入れて、スタッフに渡します。
砂時計で1分間蒸らします
お湯と袋の入った土瓶のセットが運ばれ、砂時計で1分間蒸らします。
さらに、袋を上下に降り、抽出すること1分間。
袋を取り出してできあがり!
濃厚でコクがあり、身体に染み入るような滋味な味わいの珈琲。千菓子とともにいただきます。
コク深さと同時にすっきりとした風味のネルドリップコーヒーとともに。。。
スイーツは、チョコレートケーキ!
そして、カスタードプリン!
素敵な珈琲カップで!
ショップコーナー
各種コーヒー豆
各種コーヒー豆が販売されています。
棚に並ぶコーヒー器具!
入り口のオブジェ
看板の言葉
コーヒーっていいな
そこにあるだけで
気持ちが落ち着いたり、ふくらんだり
コーヒーっていいな
そこにあるだけで
強くなれそうで、優しくなれそうで。。。
素敵な空間で、味わい深い珈琲に尊い魂が感じられるような、
至福のコーヒータイムに、限りない愛と感謝と祈りをこめて。。。
その他の写真
☆ noboru & ikuko
成田専蔵珈琲 城東店
青森県弘前市城東北2丁目7-4
Tel:0172-28-2088
【営業時間】10:00~19:00(LO 18:30)
【定休日】木曜日
【駐車場】店前に数台分あり
【ホームページ】Home-成田専蔵珈琲店|青森県弘前市|コーヒー カフェ 珈琲豆