新高野山亮昌寺(しんこうやさんりょうしょうじ・洞爺湖町)北海道三十三観音巡拝・第32番札所【No.28】北海道御朱印巡り

2020年8月5日(水)

虻田町清水地区、内浦湾を一望する丘の上に建つ「新高野山亮昌寺」。

本堂外観

新高野山亮昌寺(虻田町)
新高野山亮昌寺(虻田町)

虻田地方は、官営牧場が置かれた北海道牧場発祥の地。

可愛い立て札のお坊さ

可愛い立て札のお坊さん
可愛い立て札のお坊さん

本堂内陣

内陣
内陣

千手観世音菩薩


千手観世音菩薩
千手観世音菩薩

御本尊

・御尊体:千手観世音菩薩
・御本尊:秘鍵大師
・御真言:オンバザラタラマキリク
・御詠歌:はるばると札所巡りて虻田港 大悲の風に春るる内浦

秘鍵大師様は、弘法大師様が、衆生のために右手に剣を持ち、諸々の災難・悪疫を退散させるという般若心経の真理を表すお姿です。

御朱印 & 御影


御朱印&御影
御朱印&御影

写経

1,200年前の平安時代(弘仁9年・818年)に、大飢饉による疫病が広まり、多くの人々が大変な苦しみを受けました。当時嵯峨天皇は、弘法大師の勧めにより、御自ら万民の病気平癒・国の平静を祈願され、般若心経を写経されました。

この時、弘法大師は、嵯峨御所の五大明王に天下泰平を祈祷されたところ、霊験が顕れ、疫病が治まり、人々に平安がもたらされたと伝えられています。

これが世にいう「写経」の始まりとなりました。

その後の歴代天皇も嵯峨天皇のお写経に倣って、大きな天災のたびに自ら般若心経を写経され、国の平静を祈願されたそうです。

三十三観音釈迦図

三十三観音釈迦図
三十三観音釈迦図

曼荼羅図

曼荼羅図
曼荼羅図

緑に囲まれた境内


緑に囲まれた境内
緑に囲まれた境内

本堂へ続く石段。。。

石段の上から望む風景
石段の上から望む風景

石段の左側の登り坂。。。

石段の左側の登り坂
石段の左側の登り坂

内浦湾を見下ろす風景。。。

内浦湾を見下ろす風景
内浦湾を見下ろす風景

秘鍵大師をご本尊とする「亮昌寺」。寺院への般若心経の写経を納経により、現世の疫病(コロナウイルス)が治まり、人々に平安がもたらされますように。。。

深く強く、心をこめて祈願いたしました。

☆ noboru & ikuko

新高野山亮昌寺

地図:新高野山亮昌寺〒049-5613 北海道虻田郡洞爺湖町清水41
Tel:01427-6-2542
【霊場ご尊体】千手観世音菩薩
【ご本尊】秘鍵大師
【参考ページ】新高野山亮昌寺│北海道三十三観音