2019年11月20日(水)
太宰府天満宮は、菅原道真公を祭神として祀る天満宮の一つで、学問・至誠・厄除けの神様として崇拝されている神社。
境内
太宰府天満宮境内図

御神牛((ごしんぎゅう))
鳥居をくぐると祀られている「御神牛((ごしんぎゅう))」。御神牛とは、太宰府天満宮のご祭神、天神さまこと菅原道真公のお使いの牛。
菅原道真公が845年乙丑年(きのとうし)生まれで牛とのご縁が深く、境内には、銅牛・石牛などの像が多く奉納されています。
「御神牛の頭を撫でると知恵が授かる」「けがや病気のある場所を撫でると快復する」と伝えられているとのことです。

「御神牛」を奉納された年が、昭和60年(1985年)乙丑年! 長男「弘」くんが生まれた年(昭和60年乙丑年!)と同じ年に奉納された御神牛だったのですね!!!

鳥居をくぐると、心字池にかかる三橋を渡って、御本殿(ごしんきょう)へと向かいます。

御神橋(ごしんきょう)
「心字池」に掛かる赤い3つの御神橋は、手前から太鼓橋(過去)・平橋(現在)・未来(太鼓橋)を表しているとのこと。
心字池(しんじいけ)
心字池(しんじいけ)は、池が漢字の「心」に形造られていることから「心字池」と呼ばれているそうです。

宝物殿の前に立つ「麒麟像」と「鷽像」(県指定文化財)。
麒麟像(きりんぞう)
麒麟像(きりんぞう)は、頭は狼、胴体は鹿、足は馬、尻尾は牛と、それぞれの生き物の一番美しいとされるパーツが組み合わさっている中国の空想上の動物だそうです。
「鷽像」は、幸運を運ぶ天満宮の守り鳥!
立派な王者の出現を祝う麒麟(きりん)

御本殿
手水舎で清めて、御本殿にて参拝。御本殿は、「流造り」「檜皮葺の屋根」。桃山時代の豪華絢爛な極彩色の彫刻が見事な建築です。
御神木「飛梅(とびうめ)」
太宰府天満宮本殿の左近に位置する御神木の「飛梅(とびうめ)」。
・菅原道真公の歌:東風吹かば にほひをこせよ梅の花 主なしとて 春な忘れそ(都からの東風が吹いたならば、梅の香を私の元まで届けておくれ。主である私がいなくなったからといって春に咲くことを忘れるな)
夫婦樟(めおとくす)
本殿の裏手に鎮座する「夫婦樟(めおとくす)」。夫婦樟は、天然記念物に指定。夫婦が寄り添って立つ姿に見えることから命名。樹齢1,000年〜1,500年と推定されています。

帰路は三橋を渡らずに
帰りは太鼓橋を渡らずに、心字池のほとりをゆっくりと散策しながら戻ります。

太宰府天満宮参道
太宰府門前町のおよそ400m続く参道には、3つの鳥居とその両側にずらりと並ぶお店・お土産屋、カフェ等など。特に太宰府の名物「梅ヶ枝餅」のお店が何軒も点在しています。

梅ヶ枝餅(梅ヶ枝餅)を焼くお店「かさの家」
創業大正11年、梅ヶ枝餅の老舗として多くのファンが訪れる「かさの家」。
梅ヶ枝餅の抹茶セット(寿庵 寺田屋)。太宰府天満宮の参道の一番奥のお店。

スターバックスコーヒー太宰府天満宮表参道店
建築家 隈研吾氏設計による「スターバックスコーヒー太宰府天満宮表参道店」。「自然素材による伝統と現代の融合」をコンセプトに伝統的な木組み構造を用いたデザインの建物です。

万葉時代の歴史と文化を伝える、まほろばの里「太宰府」。
偉大な力が数多く存在する、強力なパワースポット!
天満宮の総本宮「太宰府天満宮」に限りない愛と感謝と祈りをこめて。。。
☆ noboru & ikuko
太宰府天満宮
福岡県太宰府市宰府4丁目7-1
【本殿の様式】五間社流造檜皮葺
【社格等】旧官幣中社
【創建】延喜19年(919年)
【利用した駐車場】太宰府駐車センター
・福岡県太宰府市宰府1丁目12-8(092-924-2843)
・軽・普通車 1回 500円
【参考ページ】太宰府天満宮
☆ noboru & ikuko