2014年6月24日(水)
北海道南西部の日本海に浮かぶ島「奥尻島」。
面積142.97km²、周囲84km。
夏には、とれたてのウニやイカなど海の幸が堪能でき、自然豊かな島。
フェリー運航で、約2時間のクルージング。
江差町〜奥尻島(61km・約2時間20分)1日往復2便、
せたな町〜奥尻島(43km・約1時間36分)夏期のみ。
フェリーが奥尻港に入港すると、マスコットキャラクター「うにまる君」がニッコリお出迎え。
フェリーターミナルのある奥尻地区は、島の中心地。
島のシンボルである「鍋釣岩」も歩いて5分の場所にあります。
「鍋釣岩」は、中が空洞になっている、高さ19.5mの岩。
鍋の弦の形に似ていることから命名。
夜はライトアップされ、幻想的な姿が浮かび上がる。
鍋釣岩から山手に向かうと、公園「ファミリーパーク」。
ここでは、ウニをモチーフにしたモニュメント「ウニマル」が島を見守るかのように存在しています。
更に南下し、島の南端が「青苗(あおなえ)地区。
1993年7月12日発生した北海道南西沖地震の震災の全容を記録し、
展示保存した施設「奥尻島津波館」が2001年にオープン。
テーマ別に7つの展示スペースが設けられ、災害の様子と復興の全容を伝えています。
「奥尻島津波館」の隣に設置された慰霊碑「時空翔(じくうじょう)」。
「心と海と翼」が表現され、198名の犠牲者の名前が刻まれている。
御影石で造られた慰霊碑の中央のくぼみは、震源となった南西沖を向き、
震災のあった7月12日に太陽が沈むように設置されています。
島南部から西海岸を回っていくと、海岸沿いには奇岩や巨岩が点在。
さらに神威脇漁港の小高い丘には北追岬(きたおいみさき)公園があり、
彫刻家「流政之」氏の8つのモニュメントが設置されています。
北国岬あたりから、島内陸部の西東を横断するルートを進み、
標高369.3m「球島山(たましまやま)展望台へ。
展望台の下まで車で入り、90段を超える長い石段を登り頂上へ到達。
島の北部一帯が一望できる絶景スポットです。
山道を下り、島北東部の海岸沿いが宮津地区。
宮津弁天宮が見えてきます。
1831年、大漁祈願の御神体として弁天様が奉納されたのが始まり。
弁天様は、弁天岬の急斜面、164段の石段を登った頂上に鎮座されています。
そこから南下していくと、スタート地点である奥尻地区に到着です。
周囲約84kmの島一周ドライブ。
海あり山あり、芸術ありの様々な発見ができる楽しい体験の数々。
いろんな魅力満載のドライブを、マイスタイルで味わってみませんか?
☆noboru&ikuko