出雲大社新十津川分院(新十津川町)参拝

2017年2月7日(火)

2月4日(土)立春、歴の上でのはじまりの日。この日、念願であった「出雲大社新十津川分院」を参拝。

立春の日の参拝!
立春の日の参拝!

出雲大社の御祭神大国主大神の御分霊を奉斎する北海道の新十津川唯一の分院である「出雲大社新十津川分院」。

明治43年創建され、今年で107年を迎えます。当時、奈良県十津川村のあら開拓のために北海道へ入植した「十津川衆」は、すべて出雲大社教の教徒であり、開拓の心の拠り所として信仰するために、分院を建立したと伝えられています。

大国主大神は、縁結びの神様であり、目に見えない神事を司る神様。出雲では、毎年10月には全国から八百万の神々が出雲大社にお集まりになり、人々の縁組についての相談が成されるという縁結びの信仰が伝えられています。

静寂で、凛とした空気が漂う境内は、一面雪に覆われ、心がふぅ〜と落ち着き、清められるような空間が広がっています。

出雲大社新十津川分院
出雲大社新十津川分院

日の丸の国旗が翻る、国旗掲揚塔。台座の上に置かれた黒御影の石碑には「『御教のうた』が刻まれています。

国旗掲揚塔
国旗掲揚塔

御本殿の手前右側には、干支・酉年の大きな絵馬。

干支・酉年の絵馬
干支・酉年の絵馬

「古来「とり」は日々の生活の中で、時を告げる大切な役割を担い、「とり」が幸せを取り込むに繋がることから、身近な縁起の良い存在」と立て札に書かれていました。

御本殿に向かい、「二拝四拍手一拝」。心静め、感謝を込めて祈ります。

出雲大社古伝の祈りの言葉「神語」。「幸魂寿魂守り給ひ幸ひ給え(さきみたまくしみたま まもりたまひ さきはひたまえ)」。

御本殿参拝
御本殿参拝

御本殿左側には、手を差し伸べる「だいこく様」と足元で大黒様を見上げる「白うさぎ」。像の前に立つと、童謡「たいこくさま」の唄が流れてきます。

〜♬ 大きな袋を 肩にかけ
だいこく様が きかかると
ここにいなばの 白うさぎ
かわをむかれた 赤はだか 〜♬

大黒様と白兎
大黒様と白兎

目に見えないご縁を大切にし、弱いものに手を差し伸べ、共に力を合わせ、繋がり合うような魂が感じられる神社です。

小さな幸せ、いっぱいいっぱいためていけ!
小さな幸せ、いっぱいいっぱいためていけ!

素晴らしいご縁に、心からの愛と感謝と祈りをこめて。。。

※日本全国各地に出雲大社の分祀・分院など数多くあり、海外機関を入れて約300社ほど存在するようです。(分社、分祠、教会、分教会、小教会、講社、大教会、会など、大小含む)

・北海道樺戸郡新十津川町「出雲大社新十津川分院」
・青森県弘前市「出雲大社 弘前分院」
・福井県福井市「出雲大社 福井分院」

・茨城県笠間市「常陸国 出雲大社」
・東京都六本木「出雲大社東京分祠」
・神奈川県秦野市「出雲大社 相模分祀」
・埼玉県朝霞市「出雲大社朝霞教会」

・京都府亀岡市「出雲大社 京都分院」
・大阪府境市「出雲大社 大阪分祀」
・兵庫県尼崎市 「出雲大社 阪神分祀」
・神戸市中央区楠町 「出雲大社 神戸分祀」

・香川県三豊市 「出雲大社 讃岐分院」
・高知県高知市 「出雲大社 土佐分祀」
・愛媛県松山市 「出雲大社 松山分祀」

ハワイ・ホノルルの出雲大社(1906年日本移民によって創祀)

等。。。

写真(29枚)はこちら >>

☆ noboru & ikuko

出雲大社新十津川分院

地図:出雲大社新十津川分院北海道樺戸郡新十津川町中央32-9
Tel:0125-76-2547 
  
【社殿創建】明治43年9月23日
【宗祠】出雲大社(島根県出雲市大社町)
【御祭神】主祭神 大国主大神

【ホームページ】出雲大社新十津川分院