朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)五十九候

2016年12月5日(月)

【11月27日(日)〜12月1日(木)】
二十四節気:小雪・次候
七十二候 :五十九候・朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)

朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)。
冷たい北風が吹いて、紅葉した木の葉を落としていく頃。

朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)
朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)

朔風とは、北風のこと。
「朔」は北の方角をいい、北から吹く風を朔風という。

北風といえば、木枯らし・・・
厳しい冬に吹く風を表現するこ言葉も色々です。

魂風(たまかぜ)、北颪(きたおろし)、山背(やませ)、
隙間風(すきまかぜ)、雪風(ゆきかぜ)などなど。。。
風景が心に浮かんでくるような素敵な名前の風たち・・・

四季折々吹く風は、温度・匂い・音など、その場その時に変化し、
その瞬間の心と身体に、時に優しく、時に強く語りかけてくれます。

留まることのない風の流れを感じながら、
吹く風に身を任せ、あるがままの人生の道を、
じっくりと味わって歩んでいきたいものです。

雪風渡る。。。
雪風渡る。。。

☆ noboru & ikuko