玄鳥去(つばめさる)四十五候

2016年9月23日(金)

【9月17日(土)〜21日(水)】
二十四節気:白露・末候
七十二候 :四十五候・玄鳥去(つばめさる)

玄鳥去(つばめさる)、
ツバメたちが、冬を前に南の国へ旅立つ頃。

田畑の害虫を食べる益鳥でもある「ツバメ」たちは、子育てを終えて、南へ旅立っていき、田んぼのあちこちでは、稲刈りがはじまる季節。。。

たわわに実る稲穂
たわわに実る稲穂

この時期、お彼岸の季節を迎えます。
今年2016年の秋のお彼岸は、秋分の日・9月22日(木)を中日として、彼岸の入り(9月19日)から彼岸明け(9月25日)までの7日間。

9月23日は、天赦日(てんしゃにち)。天赦日は、「百神が天に昇り、天が万物の罪を赦す日とされ、最上の大吉日」(Wikipedia参照)。

春のお彼岸(春分の日)が「自然を称え、生物を慈しむ」に対して、秋のお彼岸(秋分の日)は、「先祖を敬い、亡くなった人々を偲ぶ」と言われています。

そして、お彼岸に御供えするお餅は、春は「牡丹の花」にちなんで「ぼたもち」、秋は「萩の花」にちなんで「おはぎ」。。。

お花やお餅をお供えして、真西に沈む夕陽に向い、此岸(浄土)の先祖を偲び、心静かに供養します。

五穀豊穣、そして命宿るすべてに、深い感謝と祈りをこめて。。。

五穀豊穣に感謝と祈りをこめて。。。
五穀豊穣に感謝と祈りをこめて。。。

☆ noboru & ikuko