金盞香(きんせんかさく)五十七候

2016年11月22日(火)

【11月17日(木)〜21日(月)】
二十四節気:立冬・末候
七十二候 :五十七候・金盞香(きんせんかさく)

金盞香(きんせんかさく)、
金盞(きんせん)が咲く頃。

水仙(写真参照:pixabay)
水仙(写真参照:pixabay)

金盞は、黄金を盃を意味し、水仙の花のこと。
水仙の白い花びらは銀の皿、黄色の副花冠を金色の盃、水辺に咲く姿を仙人にみたてたものと言われています。

水仙の花言葉は、「自己愛」。
「自己愛」は、とても深く複雑な愛。この「自己愛」が、自分だけを愛するだけでなく、自分を愛すればこそ、他のものを愛するという「自他愛」に変化し、広がっていければ。。。

自分が嫌いで、自分のいやな部分を受け止めることができない人が、他人を愛することは難しい。

嫌な自分、ありのままの自分を大切にし、心から受け入れ愛してこそ、他人をも愛することができるようになるのでは。。。

他の人の苦しみ、痛み、悲しみを、自分に重ね合わせて理解し包み込んで愛し、自分や他人を、そしてすべてを愛する「自他愛」。。。

11月22日(火)は「いい夫婦の日」。
72億分の1の確立の中、奇跡のような出逢いで結ばれた夫婦。。。

お互いを知れば知るほど、遠慮がなくなり、
相手を思いやる前に、言いたいことを口にしてしまい、あとで後悔。。。

「あっ!しまった!」と感じた次の瞬間、会話を遮断し、別の行動に移す・・・
すると、喧嘩をしていた原因さえ忘れて、別の話題で盛り上がる。。。

そんな毎日の繰り返し・・・
気がつけば、お互いがお互いを助け合い、支え合う毎日。。。
今の自分が存在するのは、かけがえのないパートナーとの奇跡的な出逢いがあってこそ存在するもの。。。

自分自身の表と裏を表す、鏡のように存在するパートーナーは、
空気のような、呼吸のような存在。。。

お互いに心から感謝し合い、支え合い、喜怒哀楽を分かち合って
生命の限り、寄り添ってゆっくりと共に歩んでいきたいと思うこの頃です。

寄り添う白鳥たち
寄り添う白鳥たち(屈斜路湖)

☆ noboru & ikuko