浅田次郎著『おもかげ』愛の深さに気づいた主人公・竹脇正一

2018年6月29日(金)

定年の日に倒れた男の心揺さぶる、愛と真実の物語。

「おもかげ」浅田次郎著
「おもかげ」浅田次郎著

定年退職した竹脇正一が、送別会の帰り地下鉄の中で倒れ意識不明に。。。

病院の集中治療室で横たわる竹脇は、体外離脱(幽体離脱)して、魂の世界を彷徨いながら、これまでの人生を振り返る。。。

失ったものへの悲しみを、あえて意識下にしまいこんで生きてきたこれまでの人生。

いくつもの悲しみの中に秘められた愛の深さに気づくシーンの数々。。。

「私をおいて行かないで」という妻の言葉に、正一は、妻や家族への愛(想い)を改めて認識する。意識下(魂の中)で実感する愛の深さを表現した小説です。

一つのドラマ・映画のように描かれていく人間の人生。。。
思い通りに描けない場面と想うままに描ける場面の2つの世界が存在する人生。

思い通りになる世界が存在することに気づいた時、どのように行動し、いかに動くかによって、その後の世界が大きく変わっていくのかもしれない。。。

愛の深さに気づいた主人公・竹脇正一の人生が、今後どのように描かれていくのでしょうか。。。
そんな人間の魂に秘められた想いを実感する小説です。

人間の魂に秘められた想い。。。
人間の魂に秘められた想い。。。

 

 
 
☆ noboru & ikuko

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